なぜ「普段のフード」を備蓄すべきか
災害時は人間の食料や水の備蓄が注目されがちですが、犬猫のためのフードの備蓄も同じくらい重要です。災害時はただでさえ環境の変化や避難生活のストレスがかかるため、フードまで急に変わってしまうと、食欲不振や下痢など体調不良を起こしやすくなります。普段から食べ慣れたフードを備蓄しておくことが、災害時のストレスを少しでも軽減する備えになります。
備蓄量の目安
一般的には最低3日分、できれば1週間分程度のフードと水を備蓄しておくことが推奨されています。ドライフードは賞味期限が比較的長いため備蓄に適していますが、開封後の劣化を避けるため、普段使っているものより少し小さめのパッケージを別に用意しておくとよいでしょう。療法食を与えている場合は、災害時に同じものが手に入るとは限らないため、備蓄量をより多めに確保しておくことが特に重要です。
ローリングストック法の活用
備蓄したフードを使わないまま賞味期限切れにしてしまわないよう、普段の食事でも備蓄分を消費しながら、消費した分を新しく買い足していく「ローリングストック法」が実用的です。これにより常に一定量の新しいフードを備蓄しておくことができ、いざという時に賞味期限切れのフードしかない、という事態を防げます。
水・食器・持病の薬もセットで準備
フードだけでなく、飲み水、普段使っている食器、療法食や持病の薬、迷子札やマイクロチップの情報なども合わせて備えておきましょう。避難所によってはペット同伴が制限される場合もあるため、お住まいの自治体のペット同行避難のルールを事前に確認しておくことも備災の一部です。
まとめ
災害時の備えは、人間の備蓄と同じくらいペットのフードの備蓄も重要です。普段食べ慣れたフードをローリングストック法で備蓄し、水や薬とあわせて災害への備えを整えておきましょう。